沙棘(サジー)
神聖な果物「沙棘(サジー)」
沙棘(サジー)はユーラシア大陸原産のグミの一種で、中国の歴史的な書物によると、沙棘(サジー)はチベット、モンゴル、中国の伝統的な薬として古代人は沙棘(サジー)を「神聖な果物」とと呼んでいたそうです。
もともと沙棘(サジー)の生息する地域は、日照り、干ばつ、乾燥、砂漠、激しい寒暖差などの非常に厳しい自然環境にあります。
そんな環境でも生息できるということは、それだけ強い生命力を持っており、その生命力を維持するための豊富な栄養素を含んでいるということは容易に想像できます。
そして中国では国家規模でサジーについての研究が行われ、期待以上の美容・健康・環境改善作用があることが判明しました。
日本ではまだ馴染みがないかもしれませんが、サジージュースなど健康飲料として少しずつ普及しています。
沙棘(サジー)の栄養と作用
現代の研究成果により、沙棘(サジー)は豊富なビタミンC、E、A、P、カロチン、カテキン、クマリン、フィトステロール、フラボノイド、脂肪酸(不飽和)、有機酸および人体に不可欠な必須アミノ酸と20種類以上の微量元素を含んでいることが判明しました。
また、沙棘(サジー)の種から絞り出した油(サジーシードオイル)には免疫グロブリンや抗体の生成を刺激したり、赤血球膜を保護する微量元素を含んでいます。
したがって、このサジーシードオイルは、放射線に抵抗したり、アンチエイジングの作用があり、人体の免疫効能を調節して心血管疾病を予防すると言われ、同時に、抗炎症、鎮痛剤、殺菌性、細胞の再生を促進し、皮膚と粘膜に特殊な修復作用をすることもできます。
沙棘(サジー)の化粧品
このように、健康と美容にも非常に役立つ沙棘(サジー)は中国化粧品でも当然貴重な成分として美容に役立ててきました。
迷奇(ミラクル)では20年以上前からサジー美容クリームを発売しており、また、オーガニック化粧品で有名な相宜本草(イノハーブ)の人気保湿シリーズの主要成分となっています。
その主な効果はアンチエイジングと高い保水力で、沙棘(サジー)が生息する乾燥などの厳しい自然環境と同じく、厳しいお肌の状態を独自の栄養で肌を修復してくれることが期待できそうです。